国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)がまとめた1~10月の鉛・亜鉛地金の世界需給によると、鉛は4万トンの供給過剰(前年同期は21万3千トンの供給不足)、亜鉛は29万5千トンの供給過剰(同3万3千トンの供給不足)となった。亜鉛は過剰バランスで推移しているが、単月ベースでは4カ月連続の不足バランスとなり、年前半に比べ過剰幅は縮小している。