19年度の工具鋼の熱間圧延鋼材生産は前年度比17・9%減の20万9千トン。形状別では鋼板類が51%、条鋼類が49%(うち棒鋼41%)でほぼ半々。品種別では合金工具鋼が47%、炭素工具鋼が45%を占めた。最終的に自動車に係る用途が多いが、主に部品素材に使われる鋼板類と金型材や治工具など資材に多く使われる棒線では動向が異なる。 19年度生産はと...