三菱マテリアルは7日、日本銅学会第57回論文賞を受賞したと発表した。論文では、無酸素銅に不純物レベルに微量のマグネシウムを含ませた際の特性変化を明らかにし、同無酸素銅が導電率、耐熱性、耐応力緩和特性の性能バランスが優れていることから大電流用導体材料に適することを見出した。 無酸素銅は一般的に耐熱性や強度が低く、大電流による材料温度の上昇や部...