三菱マテリアルと物質・材料研究機構(NIMS)は先月31日、添加元素が銅の強度と導電率にどう影響するかを予測するシミュレーションモデルを開発し、その予測結果を公表した。添加元素の数は銅以外の元素1種類で、86種の元素ごとに添加後の特性変化を調べた。同社によると、最も優れた特性変化を示したのはマグネシウムで、「周期表上のほぼすべての元素を対象...