原料炭の対日価格指標となるスポット価格がじりじりと値を上げている。今週に入って同価格は330ドル(FOB=本船渡し価格)をつけ、直近1カ月で約10%値上がりした。鉄鋼生産を拡大しているインドがオーストラリア産などの輸入を増やす中、豪州サプライヤーなどが価格を引き上げている。 価格上昇をけん引しているのはインドの旺盛な購入意欲だが、コークス主...