銅スクラップ需要は10月以降、黄銅削粉をはじめとする黄銅棒向け品種が大幅に減少する見込みとなった。黄銅棒メーカーと原料問屋が前月結んだ10~12月期の数量契約が前四半期比3~5割減となったためだ。メーカーの購入量減少は2四半期連続。問屋は取扱量の落ち込みを懸念している。