日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は26日の定例会見で、今年度の鉄鋼需要について「粗鋼生産ベースで9千万トンを割るレベルになるのでは」と述べ「9千万~9500万トン」としていた従来見通しを下方修正した。国内では自動車以外の分野で需要の伸び悩みが続いていると指摘。さらに中国の鉄鋼輸出の増加などで、東南アジア市場の需給環境が悪化す...