純銅鋳物メーカーの後藤合金(本社・東京都瑞穂町、社長・佐藤謙氏)はこのほど稼働した鋳型用砂の新混練設備を生かし、来年にも高性能送風羽口の事業を本格化させる。送風羽口は製鉄高炉で使うプラント部品。新混練機を用いて寸法精度などに優れる有機自硬性方式で砂型を製作。羽口の水冷機構を複雑・高精度化して冷却性能を高め、製品寿命を延ばすことで顧客のトータ...