三菱製鋼室蘭特殊鋼(MSR)は中期施策における設備投資で品質向上や工場DX化に注力しており、この一環で2年前から分塊圧延機のDX化(全自動化と設備故障予見機能の組み合わせ)に取り組んでいる。従来はオペレーター2人による全手動操作だったが、コントローラーの刷新と一部自動化によりワンマン運転を可能とした。新センシング技術の導入や操業状況のデータ...