構造用鋼の主要マーケットでの店売りの値上げが、2020年度以降の累計で7万円に達した。東京、名古屋地区に比べ上げ遅れていた関西地区でも、7月中旬に流通の値上げの足並みがそろったためだ。ただ需要の先行きへの不安、原材料価格の下落などから先行きの価格動向には不透明感が強まっている。