日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた6月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は、前年同月比1・6%増の7万6495トンとなった。前年増は2カ月連続。主な向け先である自動車関連向け需要が緩やかに回復していることが鮮明となった。1~6月の累計では42万4308トンで対前年比6・5%減の水準にとどまった。 内訳は、磨棒...