日本製鉄とJFEスチールの2022年度の鋼材輸出比率(金額ベース)は大幅な円安が進んだ中でも、ほぼ前年度並みの水準にとどまった。為替は1998年以来の1ドル=135円程度となったが、アジアの鋼材市況が薄板類を中心に下落。輸出数量も減少し、円安の効果が輸出比率では感じにくい結果となった。