自動車関連向け冷間圧造用(CH)鋼線の需要低迷が長期化している。自動車生産は緩やかに回復傾向にあるとされるが、関東地区のCH鋼線メーカーでは4月以降も大幅な減産を余儀なくされ、一部では、休業を実施するメーカーも見られる。需要が好転する明確な材料が不在の中、4~6月期の生産も前年を下回る公算が大きい。