古河電工は今年度、銅条生産量が前年比で5%減少する見通しだ。昨年度下期から自動車や半導体関連の需要が低迷しており、足元も状況は改善していない。島田達夫銅条・高機能材事業部門長は「今年度上期中は厳しい状況が続くだろう。需要が回復するのは早くても下期以降」と見る。 銅条需要はコロナ特需により2021年度好調で、22年度も上期まではその流れが続い...