19年度の機械構造用炭素鋼の熱間圧延鋼材生産は前年度比15・4%減の442万4千トン。形状別構成比は棒鋼49%、線材35%、鋼板・鋼帯13%で、棒線も鋼帯も自動車、建産機関連を中心とする需要減速の影響を受けた。シェア変動は小さかったが、山陽特殊製鋼、三菱製鋼室蘭特殊鋼はやや生産減少の幅が大きかった。 首位の日本製鉄は0・3ポイント低下の33...