中部鋼鈑は、電気炉による厚鋼板メーカーとしての独自色が市場で脚光を浴びるとともに、東証プライム市場への上場、カーボンニュートラル(CN)への貢献策などを積極的に打ち出し始めた。電炉製鋼への関心が世界的に高まる一方、鉄スクラップ需給やエネルギーなどの諸コスト増もますます気になる状況になってきた。今後、どのような経営の舵取りが必要になるのか。重松...