山梨県の条鋼建材製品はもち合い商状。特約店には高値玉の入庫が続いているが、価格転嫁のペースは鈍調だ。 県内の2022年鉄骨需要量は、推定で前年比11.1%減の2万8588トンと1割低下した。全国計は4.2%減にとどまるため、落ち込みは大きかった。地場需要が鈍化した半面、都心部の建築案件に関わる鉄骨ファブの稼働率は堅調なようだ。市場関係者も「...