関西電炉大手の火災事故の影響で、関東地区でも2月以降にフープ筋の供給量が減るとの情報が駆け巡った。商社やゼネコンは代替品の確保にいち早く動き、他メーカーも増産対応したことで工期への影響は最小限に食い止められる公算が大きくなった。ある商社幹部は「独自製品はコスト低減など利点はあるが、非常時に他社品ですぐには代用できないと改めて痛感した」と漏ら...