海外経済の減速や資源高の影響を反映し、昨年後半から需給環境の減速感は否めない。減産下でのスタートとなるが、成長分野の高機能・独自製品は増産が必要だ。人員配置の流動性確保のため、多能工化推進の真価が問われる。 中期経営計画NSR23は総まとめの1年で、これまでの重点課題である「安全と健康」「日本精線リニューアルの推進」「コーポレートガバナンス...