平鋼大手の新関西製鉄(社長・松谷修氏)は、大きな省エネ効果が見込める次世代型製鋼用電源制御システム「Q―ONE」を堺工場の60トン電炉に導入する。同設備はダニエリ社製で、投資額は工事費用などを含め25億円弱。2024年秋頃の稼働を目指す。国内では東京製鉄・九州工場の取鍋精錬炉に導入されているが、電炉に導入されるのは国内初の事例となる。 先週...