23年前半のニッケル価格は、22年後半の流れを引き継ぎ、先行き不透明な環境から荒い値動きが続く可能性がある。米国の利上げ動向と景気の後退懸念、中国のゼロコロナ政策転換後の生産活動の回復度合いのほか、EV用電池を取り巻く環境、過剰バランスに転じるとの見方もあるニッケル世界需給などがテーマになりそう。どちらかと言えば弱含む材料が多いが、電池に使...