――まずは生産数量やセクターの業績について。 「2020年度の生産量は、コロナ影響で落ち込んだが、21年度は前年度比で10%程度増えた。造船、建産機といった厚板の主要需要分野が堅調に推移していることを受け、今年度は昨年よりもさらに増える見込みだ。造船メーカーは数年先までの受注量を確保しており、この先も底堅く推移すると見ている。そうした中で厚板...