神戸製鋼所は12日、2025年3月期連結決算を発表した。純利益は前期比9・7%増の1201億円となり、過去最高を更新した。本業では機械系事業が善戦し、鉄鋼事業などの減益を補った。税金費用減少など一過性のプラス要因が発生したことも増益に働いた。純利益のこれまでの最高は07年3月期の1096億円で、18年ぶりに最高益を更新した。 経常利益は前期...