東京製鉄は19日、2023年1月契約の鋼材販売価格を全品種で据え置くと発表した。海外製品市況が総じて底入れ、反発するなど「潮目が変化している」(小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長)状態。エネルギーコストなど諸コストの上昇が続く中で早急な価格転嫁が必要な状況だが「今後の値戻しの進捗と国内外のマーケット動向を見極めたい」として4カ月連続の全...