2021年度の電縫鋼管は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に生産量が減った20年度からやや持ち直したものの、土木・建築、自動車・建産機向けなど主要分野での需要は依然低調だった。特に自動車向けは半導体や部品供給不足などから落ち込みが大きかった。全体の生産量は20年度比9%増えて264万トンだったが、過去10年間で前年度に続き2番目に低い数...