2021年度の鋼矢板生産量は前年度比12・3%減の48万トンと5年連続で減少した。鋼材価格の高騰や人手不足などで公共工事案件は年度後半の発注量が大幅に減少。仮設向けの需要量も減少したことで生産量の減少につながった。 生産メーカー3社では、日本製鉄がシェアを拡大し、首位を維持している。 21年度の日本製鉄の生産量は前年に比べ9%ほど減少。一方...