軸受鋼の2021年度熱間圧延鋼材生産量は前年度比38・9%増の97万6千トン。新型コロナ影響で落ち込んだ前年度から大きく回復したが、あと一歩で100万トンに届かなかった。100万トン割れは3年連続。 形状別では、6割近くを占める棒鋼の伸びが4割を若干超え、3割を占める線材の伸びを上回った。 首位の山陽特殊製鋼のシェアは3・3ポイント増の40...