巻線大手メーカーの昭和電線ユニマック(本社・三重県いなべ市、社長・山村隆史氏)は2030年度までをめどに、戦略製品として位置付けている車用平角巻線の生産量を、21年度比で10倍へと拡大させたい考えだ。平角巻線はモータのキー部品であるコイルなどを構成する材料。長期的に自動車生産の回復と電動化が進む見通し。生産能力を現行水準から高めながら成長需...