――下期の市場動向はどう見ていますか。 「棒線製品の向け先で自動車関連は7割を占める。1~3月期からサプライチェーン全体が正常化に向かうことを期待している」――棒線事業の収益状況や価格政策の方針もお聞きしたい。 「為替反映を含む主原料価格や金属・エネルギーなどの諸物価は高騰しており、歴史的にみても高いコスト水準となっている。安定供給を維持する...