

東京鉄鋼販売業連合会(東鉄連)が、1955年(昭30)5月20日に前身の「東京都鉄鋼取引改善委員会」として発足してから今年で70周年となる。
この節目に際し、東鉄連では創立60周年から現在に至る10年間を振り返る記念座談会を企画し開催。パネラーは、この間の東鉄連運営に携わった9人の正副会長とした。
テーマを「過去10年の振り返り」としたのは、10年前に60周年記念誌を発刊しており、そこから直近までをアップデートするため。東鉄連では現在、今年秋の発刊に向け「70周年記念誌」の制作を進めており、この座談会はその目玉コンテンツとなる。
本紙ではそれを先取りし、来週19日に開催される記念式典に合わせ、同日付で掲載する70周年特集を飾るプロローグとしてきょうから5回にわたり座談会の模様を抜粋して連載する。司会は本紙記者の太田一郎が務めた。
【パネラー】
齊藤榮一氏(栄鋼管社長)、梶哲夫氏(梶哲商店相談役)、遠藤重康氏(和信産業会長)、斎藤正一氏(斎藤誠一商店社長)、井上憲二氏(明治鋼業会長)、鈴木正通氏(鈴木鋼材会長)、市野勝昌氏(入船鋼材社長)、山岸邦幸氏(東邦シャーリング社長)、大川伸幸氏(芝浦シヤリング社長)=順不同