大平洋金属は28日、3月に発生した八戸本社・製造所(青森県)の電気炉の溶融物漏出事故について、溶融物が漏出した電気炉1基の生産再開の時期を、当初見込んでいた10~12月期から来期に変更すると発表した。ニッケル需給に緩みが見られること、また、ステンレス生産者が生産コストを含めて価格優位性のあるニッケル銑鉄に一部調達をシフトしており、ニッケル銑...