建材薄板メーカーに減産の動きが出ている。倉庫や工場など大型物件を主体に非住宅向けが堅調な一方、住宅向けは鋼材需要に直結する持ち家の着工が低調。市中在庫が調整局面に入る中、メーカーでは需給バランスの適正化や市況回復の下支えに対応する。 国土交通省によると、4~6月は、非住宅の着工床面積が前年同期比6%増に対し、住宅の着工戸数は1%減。このうち...