銅・黄銅屑類は不透明感が強い。電気銅建値の指標となる海外銅相場の先行きが見通しづらいためだ。米国の金融引き締め動向をはじめとし、警戒すべき材料が多い。一方で商いにおいては、建値の変動を受けながらも、品薄によって高値寄りの取引が続いていくとみている。 需給は引き締まっている。需要家である伸銅メーカーの購買意欲はあるものの、8月の発生は総じて乏...