関東地区で鉄スクラップ市況に下げ止まり感が出ている。関東鉄源協同組合による1万5千トンの船積み(8月2~18日実施)で地区需給が引き締まり、電炉メーカーの入荷が徐々に減少。さらに10日の同組合の輸出入札がトン当たり平均4万2061円(H2、FAS)とメーカー買値を上回る高値で落札され、市況に底値感が台頭した。一方、お盆期間や8月後半は電炉メー...