三菱製鋼は5月契約分(7月積み)から特殊鋼棒鋼の全品種の販売価格について、トン当たり2万円以上の値上げを行う方針を決めた。対象は国内向け(ヒモ付き、店売り)と輸出向けの全品種。20年度以降累計の値上げ幅は7万円以上になる。クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウムなど合金鉄のコスト上昇分については、影響を受ける鋼種、品種についてエキストラ改定...