三井物産が2日発表した22年3月期連結決算(IFRS)によると、金属資源部門の純利益は前期比2・8倍の4976億円となった。鉄鉱石価格の上昇などが寄与し、現行の体制となった2004年度以降(当時は鉄鋼原料・非鉄金属本部)で最高の利益を計上した。 鉄鋼製品部門も、鋼材需要の回復を受けて大幅増益。純利益は269億円と前期(21億円)から大幅に回...