自動車や半導体関連などの高需要が続く国内伸銅品市場で、海外材の存在感が強まっている。財務省貿易統計によると、2021年度の伸銅品輸入量はほとんどの品種で、コロナ前の19年度を上回っている。条製品を中心に国内の需給がタイト化し、海外メーカーが供給不足分を補っている格好だ。これを商機と見出した一部海外メーカーは拡販に注力。今後需要が一段落した際、...