住友金属鉱山は、2022年の世界のニッケル需給バランスが6万8千トンの供給不足になるとの予測をまとめた。21年は13万5千トンの供給不足だった。インドネシアの含ニッケル銑鉄(NPI)の大幅な増産が見込まれるが、ステンレス需要が堅調に推移する見通しにあることに加え、電池向け需要の拡大を見込み、不足バランスが継続すると予測した。