金属箔製品を製造販売するリカザイ(本社・川崎市中原区、社長・小室好夫氏)は5月、4500万円超を投じて温間圧延機と事前熱処理用炉をそれぞれ1台ずつ新設する。マグネシウム箔の中間圧延を内製化できるようになり、コストを半分に抑えられるようになる。製品価格を下げ、市場拡大につなげたい考え。10月までに純マグネ箔の商業生産、マグネ合金箔の製品化を目指す。