関東地区の非鉄金属市況は12月、銅とアルミで異なる展開となった。電気銅は、海外銅相場が新型コロナウイルス変異株の感染拡大によって下落したことを受け、月初に水準を一段下げた。しかしその後は110万円台と高値圏を維持した。その一方でアルミ地金はエネルギー価格高騰を背景に供給懸念が生じ、下旬にかけて上昇が続いた。 電気銅は110万円台前半での狭い...