日本電線工業会は17日、11月の銅電線出荷統計を発表した。各分野の合計量は5万7900トンで前年同月比4・1%増。最大品種の建設・電販が伸びたほか、自動車向けが改善。3カ月ぶりに前年の水準を上回っている。 分野別の動向は通信向けが800トンで同12%減。3カ月連続のマイナスで、光ケーブルへの置き換えなどが続いている。電力向けは4300トンで...