日本製鉄、JFEスチールなど冷延コイルメーカーの2020年度生産量(磨帯鋼、電気帯鋼、再生仕上げ鋼材を除く)は、全国ベースで前年度比16・6%減の1402万1千トンだった。国内、輸出とも新型コロナの影響で落ち込んだ需要は下期にかけて各分野で持ち直したものの、粗鋼生産や熱延コイルの減産に連動し、17年度から4年連続で前年度の水準に届かなかった...