一般形鋼大手の大阪製鉄(社長・野村泰介氏)は20日、山形鋼・溝形鋼など一般形鋼の11月契約価格を前月比5千円値上げすると発表した。前月はこれまでの値上げ分の市中への浸透を見極めるため、据え置きとしていたが、鉄スクラップ高などのコスト増が続くことから今回の値上げを決めた。 需要動向について、建築分野は大型物件に加えて中小物件にも回復の兆候が見...