銅・黄銅屑は今月以降、タイトな需給が緩和に向かうか動向が注目される。 これまで解体・工場での発生が低調な一方、メーカーの需要は強く品薄感は強かった。そのため一部で品物確保のために実勢価格を上回る高値つかみも見られた。 材料となるのは前月に原料問屋と銅系メーカーで決めた10~12月期の長期契約だ。品薄による集荷懸念から問屋からの納入数量は減少...