造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は、新構造設計を適用した20万トン級のケープ型ばら積み船を建造、実用化した。新構造規則や環境規制に対応しつつ積貨重量を増やし燃費も向上させた。外板や倉内肋骨、内底板の一部にはJFEスチールの造船用高耐食鋼「JFE―SIP―CC」を採用している。 同船は先月、津事業所(三重県)で完工し一番船「ド...