日本伸銅協会によると、6月の伸銅品生産量(速報値)は6万8600トンで前年同月比49%増だった。コロナ禍前の前々年比でも6%増と、高水準な需要環境となっている。 自動車、半導体関連などで引き合いが強く、部材として需要のある銅条は2万4045トンで同48%増(対前々年比10%増)、黄銅棒は1万6088トンで同47%増(同11%増)、黄銅条は9...