日本鉄鋼連盟が発表した鉄鋼貿易実績(確報)によると、5月の普通鋼鋼材輸出量は9・5%増の178万7千トンとなり、13カ月ぶりに増加へ転じた。 最大品種の熱延広幅帯鋼は0・2%減の87万8千トンで13カ月連続の前年割れだった。ホットコイルの海外市況は高騰しているものの高炉大手の生産余力が限られ、ほぼ前年並みにとどまっている。うち日本製鉄やJF...