清明節が明けた中国では15日、上海先物市場の鋼材価格(10月限月)が反落して取引が始まった。 先週末に3週間ぶりとなる5600元を付けた熱延コイル(10月限月)は一時、5400元を割る場面もあった。ただ一方的に値を下げる展開ではなく、最終的には値を戻し小幅安となっている。 中国では宝山鋼鉄が7月販価の据え置きを決めるなど、大手ミルの売り腰は...