財務省の貿易統計によると、4月における高炭素線材製品の輸入量は、前年同月比0・8%減の1万7612トンだった。前月までの増勢から一転、構成比率が高い鋼より線と鋼索が増加したのに対し、単線の各品種で減少が相次ぐなど、ほぼ横ばいのレベルにとどまった。 主な品種別では、鋼より線が2・4%増の6710トン、鋼索が15・0%増の2842トン、単線が7...