名古屋ステンレス流通協会がまとめた4月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、全体の在庫は前月比1・2%減の8723トンだった。品種間での増減はまちまちだったものの、一部で歯抜けが生じるなど需給タイト感が強まりつつある。 例年荷動きに一服感が漂う年度初めながら、クロム系品種が主体の自動車関連ニーズが引き続き旺盛。ニッケル系でも先高観、品薄が...